サクラエディタは、その軽量性と多機能性で多くの日本のエンジニアから支持されています。特に、テキストデータにおいて、文字列のソートを行うことができます。
意外と知られていない機能なので、本記事で、文字列ソートの方法を解説したいと思います。
文字列ソートの基本操作
サクラエディタでは、任意のテキスト範囲を選択して簡単にソートすることができます。操作は非常に直感的で、以下の手順に従うだけです:
例えば次のようなテキストがあるとします。こちらをソートしてみましょう。
- 範囲選択: ソートしたいテキストをマウスやキーボードで選択します。
- 編集メニュー: メニューバーの「編集(E)」をクリックし、次に「整形(K)」を選択します。
- ソートオプションを選択:
昇順にソートする場合は「選択行の昇順ソート(A)」を選びます。
降順にソートしたい場合は「選択行の降順ソート(D)」を選択します。
試しに昇順にソートしてみました。結果は以下となります。
ソートされましたね。数字、文字の順番でソートされていることがわかります。
キーボードショートカットによる高速ソート
キーボードショートカットを使用することで、さらに迅速にソートを実行することが可能です。具体的なショートカットは以下の通りです:
- 全選択:
Ctrl+A
を押して、テキスト全体を選択します。 - 昇順ソート:
Alt+A
を押すと、昇順にソートされます。 - 降順ソート:
Alt+D
を押すと、降順にソートされます。
まとめ
文字列のソートといえばExcelなどを使ってソートできることは有名だと思いますが、ちょっとしたテキストなどを扱いたいときにはサクラエディタも使えます。
そういった機能があると覚えておくだけで利用できる場面があると思います。ぜひ活用してみてください。