Ubuntuを使用するインフラエンジニアにとって、システムのバージョンを確認することは、環境設定やトラブルシューティングにおいて重要です。
今回はUbuntuのバージョンを確認する簡単な方法と、その情報がどのように役立つのかを解説します。
Ubuntuバージョン確認の方法
Ubuntuのバージョン情報は、システムファイル/etc/issue
に記載されています。このファイルを確認するには、次のコマンドをターミナルで実行します。
$ cat /etc/issue Ubuntu 22.04.1 LTS \n \l
バージョン情報の読み解き方
表示されたバージョン情報からは、Ubuntuのメインバージョン(この例では「22.04」)と、そのリリースに対するアップデートレベル(「.1」)を確認できます。「LTS」はLong Term Support(長期サポート)を意味し、企業ユーザーにとって安定したサポートが提供されることを示します。
バージョン情報把握の重要性
バージョン情報を把握することは、インフラエンジニアにとって非常に重要です。
新しいプロジェクトに参加した際、既存のサーバーのバージョン情報を確認することで、システムのセキュリティパッチの適用状況やサポートが続いているかどうかを把握できます。
さらに、新しいサーバーを構築する際にも、現行のサーバーのバージョン情報を基に適切なアップグレード計画を立てることが可能となります。これにより、サイバー攻撃からの防御強化とシステムの安定運用が実現でき、プロジェクトの成功に直結します。
まとめ
Ubuntuに限らずバージョン確認は、システムを把握するために重要です。
今回はコマンド一つで簡単にできますのでお試しください。